マッスルメモリーは実在する!!
- ザムロッド アーバンフィットネスクラブ
- 11月28日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
トレーナーの高橋憧伍です。
筋トレ界隈でよく耳にする「マッスルメモリー」
もともと筋トレをしていた方が、(一度ついた筋肉)長期間筋トレを辞めて再開した時に
”筋肉が戻りやすくなる。”という現象のことを言います。

実際には、これは起こるのでしょうか…?
結論からいうと_
◆結論:マッスルメモリーは実在する現象と科学的にも確認されている
1.筋肉の「筋核」が残るため再成長が早い
筋トレによって筋肉が成長すると、筋繊維の中に“筋核(Myonuclei)” と呼ばれる核が増えます。
トレーニングをやめて筋肉が細くなっても…
・筋核はほとんど失われない
・再開すると筋核がすぐ働き、筋肥大がスムーズ
このため、以前より短期間で筋肉が戻りやすくなる。ということになります
2.神経が「筋トレの動作」を覚えている
筋トレは筋肉だけでなく、脳・神経系(ニューロン)も動きを学習 します。
・スクワットの軌道・ベンチプレスの安定・デッドリフトのフォーム
これらは“神経学習”として身体に記憶されます。
そのため…
・久しぶりでも重量が戻りやすい
・フォームの感覚も思い出しやすい
といった効果が出ます。
3.マッスルメモリーはどれくらい続く?
研究では「数ヶ月〜数年」と言われることもあり、実際のトレーニーの声でも
・1ヶ月のブランク → ほぼすぐ戻る
・3ヶ月〜半年のブランク → 2〜4週間で戻る
・1年以上のブランク → 1〜2ヶ月で戻る
といったケースが多いです。
完全に元の筋量に戻るには時間が必要ですが、未経験者より圧倒的に早い回復が起こる のは事実です。
4.マッスルメモリーがあるなら筋トレはサボってもいいの?
筋トレをしなくなるということは…
・筋肉は普通に落ちる
・食事を雑にすれば当然衰える
・まったく運動しないと可動域や神経は鈍る
つまり、戻りやすい=落ちない ではないということ。
怪我や、体調不良によりトレーニングができなくなって戻るか不安。という方には心強い仕組みです。
5.まとめ
・マッスルメモリーは科学的に“実在”する
・筋核が残るため筋肥大が再開しやすい
・神経学習でフォームや重量も戻りやすい
・ブランク後でも短期間で復帰できる
筋トレ経験は“身体にストックされる資産”のようなもの。
今まで頑張ってきた努力は決して無駄になりません!!





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