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筋肉痛がこない=効いてない?の真相

こんにちは。

トレーナーの高橋憧伍です。


「昨日しっかり追い込んだはずなのに、筋肉痛が全然こない…」

なんて経験ありませんか?


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筋トレを続けていると、誰もが一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。

“筋肉痛がこない=トレーニングが効いてない”と感じて不安になる人も多いですよね。

でも実は、筋肉痛の有無と筋肉の成長は、必ずしもイコールではないんです。


◆筋肉痛の正体は「筋繊維の微細な損傷」


筋肉痛は、トレーニングによって筋繊維が微細に傷つくことで起こる炎症反応です。特に、慣れていない動きや新しい刺激を与えたときに起こりやすく、初心者や久々にトレーニングを再開した人ほど痛みを感じやすい傾向があります。

逆に言えば、同じトレーニングを続けているうちに、身体がその刺激に“慣れてくる”んです。慣れた結果、筋肉痛が出にくくなるだけで、トレーニング効果が落ちているとは限りません。


◆筋肉痛がなくても効いている理由


筋肉が成長する条件は、「筋肉痛」ではなく “適切な負荷+十分な回復” です。

たとえば、

  • 同じ種目を継続して行い、筋肉が刺激に適応している

  • フォームが安定して、無駄な力が抜けてきた

  • 栄養や睡眠がしっかり取れて、回復が早くなっているこういった要因でも筋肉痛が起きにくくなります。

つまり、「痛くない=効いてない」ではなく、効率よく筋肉を動かせているサインであることも多いんです。


◆筋肉痛がこないときにチェックすべきポイント


とはいえ、本当に刺激が足りていないこともあります。

・ 負荷(重量)が軽すぎないか

・ 可動域が狭くなっていないか

・ 狙った筋肉に意識を向けているか(フォームの精度)

・ 休息・栄養が不足していないか

特に、フォームの乱れは“効いてない”最大の原因。

胸トレで腕ばかり疲れる、背中トレで腕が先にバテる。そんなときは注意が必要。


◆まとめ


筋肉痛がこないのは、筋肉が成長して強くなった証拠でもあります。痛みがなくても、正しいフォームと適切な負荷で続けていれば、しっかり体は変わっていきます。

・種目や角度を変えて新しい刺激を入れてみる。

・フォームを見直し、正しいフォームで効かせるを意識して行う。

・重量、回数、見た目など「数値」で変化をチェックする


筋肉痛を求めすぎず、継続し、たまに変化を加えて、トレーニングライフをより楽しんでいきましょう🔥

 
 
 

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